宮城県宮城第一高等学校 同窓会

校歌あれこれ

(PTA会報第101号・平成28年12月17日発行より)

【歴史】

本校の校歌は、明治32年(1899)空き、校舎新築落成を記念して、高名な文化人のお二人によって作られました。そして12月4日に、初めて生徒により披露されました。
作歌 籏野十一郎(東京音楽学校講師)
作曲 山田源一郎(東京音楽学校教授)
※東京音楽学校は、東京芸術大学音楽学部の前身

【歌詞の意味】

歌詞は、宮城県の「歌枕」を「掛詞」として使った優雅なものですが、読み解くのが難しいのです。
1年生は、音楽の授業時に、上記の資料をもとにして校歌を習います。

1.すすむ学びのみちのおく
(すすむ まなびの みちの おく)
〔学びの道 奥深く=陸奥〕
日々のたゆまぬ努力で学問は身につくが更にその奥の真理を追究しようと精進し
千代てふ文字にちなむ郷 
(ちよちょう もじに ちなむ さと)
〔永遠に=仙台〕
  学問を深めるのに適した場所に我が校がある
業の成る日を松島の
(わざの なるひを まつしまの)
〔待っていた=松島〕
学問が成し遂げられるのを待っていた
まつかひもはや千賀の浦 
(まつかいも はや ちがのうら)
〔待つ=松(島) 千賀の浦=近い〕
その甲斐があって成業の日も近い
これわが校のものとして 
よそに優れしところなり 
(これ わが とのの ものとして よそに すぐれし ところなり)
この(宮城の)自然と勤勉で人間的な生徒達の姿が我が校の優れているところである

2.とはに青葉の映る窓
(とわに あおばの うつる まど)
〔緑豊かな青葉=青葉山〕
緑豊かな環境の中で
あけくれ書に向ふ山
(あけくれ ふみに むこう やま)
〔机に向かう=向山〕
生徒は朝から晩まで熱心に机に向かう
時はこがねの華と咲き
(ときは こがねの はなと さき)
〔成就する=金華山〕
この学校で文武に励んだことはやがて実を結び
世に誉ある名取川 
(よに ほまれ ある なとりがわ)
〔名誉(名を取る)=名取川〕
世に名をあげることだろう
これわが校のものとして
よそに優れしところなり
(これ わが とのの ものとして よそに すぐれし ところなり)
この(宮城の)自然と勤勉で人間的な生徒達の姿が我が校の優れているところである

♪校歌 ピアノ伴奏  play/stop